― ホットリードを逃さないCRM連携型テレアポ運用 ―
広告でリードを集めても、「結局つながらない」「返信がない」そんな課題を抱える企業は多いもの。
今回ご紹介するのは、Meta(Facebook/Instagram)広告で獲得したリードに対して架電し、商談アポを創出したテレアポ代行の実績です。
リード自体は建設業界向けマッチングプラットフォームへの資料請求や問い合わせフォーム経由の流入。
つまり“潜在ではなく顕在”の、いわゆるホットリード。
これらのユーザーを逃さずスピード接触することを目的に、CRMを活用したリードフォロー設計を行いました。
■ 案件概要
- 商材・業種:建設業界向けマッチングプラットフォーム(発注・協力会社探し)
- 目的:Meta広告経由の新規リードへの商談アポ獲得
- 期間:2025年7月〜9月
- 架電件数:月間約400件
- 成果:アポ率 8.0%、平均通電率 78%
- 運用体制:CRM(HubSpot)+広告リード自動連携+即時架電スキーム
■ Meta広告×テレアポの最適化構造
① Meta広告の“ホットリード”を最短でフォロー
本案件の特徴は、広告クリックから電話接触までのスピード。
Meta広告でフォーム入力を完了したリードがCRMに自動登録されると、
そのままテレアポチームのコールリストに反映され、平均2時間以内に初回架電が可能な運用設計を構築。
この「スピード接触設計」により、リード温度が高いうちにアプローチでき、反応率が大幅に向上しました。
また、Meta広告経由のリードは既に“情報理解済み”のケースが多く、ヒアリングから商談化までがスムーズに進行しました。
② CRM連携で再架電を自動化
「いま忙しい」「来週なら」などの**保留層(=リサイクルリード)**を逃さないため、
CRM上で再アプローチ日を自動登録し、リスト管理を徹底。
この仕組みにより、再接触リードのアポ率は初回比1.8倍に改善。
Meta広告経由リードは初動が肝心ですが、再接触を丁寧に設計することで安定的なアポ創出を実現しました。
③ スクリプトは“営業トーク”ではなく“相談トーン”
建設業界の担当者は忙しく、営業電話に抵抗を持つ層も少なくありません。
そのため本案件では、**「サービス説明」よりも「相談のきっかけづくり」**を重視したスクリプトを採用。
例:
「先日、建設会社様向けにMeta広告からご登録いただいた件でお電話しました。
協力会社探しや案件獲得の課題について、簡単にお伺いできればと思いまして。」
このトーンにより、“聞いてもらえる率”が20%以上改善。
さらに、ヒアリング段階で「今は案件過多」「人材不足」「発注側の紹介を希望」など、リードの“リアルな課題”も多く吸い上げることができ、
今後の広告運用改善にも役立つフィードバックデータを得られました。
■ 成果サマリー
| 指標 | 実績値 |
|---|---|
| 架電総数 | 約1,200件(3か月) |
| 通電率 | 78% |
| 担当接触率 | 45% |
| アポ率 | 8.0% |
| 再アプローチ成功率 | 14% |
| CRM連携稼働 | Meta Leads → HubSpot → Telecall 自動反映 |
■ 建設業界での反応傾向(運用知見)
- 元請企業(施工管理・ゼネコン):協力会社探し目的の相談が多く、アポ率が高い(約10%)。
- 協力会社(工務店・職人):案件獲得目的で登録している層は比較的温度が低め。
- 設備系・内装業者:リスティング広告では取りこぼしやすい層で、Meta広告経由の反応が良好。
つまり、Meta広告は建設業界における“受発注課題”の顕在層を掘り起こす媒体として極めて相性が良い、という知見が得られました。
■ 今回のポイントまとめ
- Meta広告+即架電=ホットリードを逃さない設計
- CRM再架電でリードナーチャリングを自動化
- 建設業界に合わせた“相談トーン”で通話率UP
この3つの仕組みにより、広告経由リードの“無反応問題”を解消し、安定したアポ創出を実現しました。
■ まとめ|Meta広告リードの「その後」を設計できる会社へ
多くの企業がMeta広告を運用していますが、
「リードを取って終わり」ではなく「商談に変える」フェーズに課題を感じているケースが増えています。
私たちは、広告で生まれた“興味ありリード”を確実に商談化するために、
Meta広告×CRM×テレアポを統合した“リードフォロー設計”を強みとしています。
広告代理店・SaaS・マッチングプラットフォームなど、
「リードは取れているけど商談化率が低い」と感じている企業様は、
ぜひ一度、ホットリード特化型テレアポ設計をご相談ください。

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